高校時代に体験したサバゲーで一世一代の決心

高校3年の夏のとある日曜日。
私は友達の発案で開催されることになったサバゲーに参加していました。
場所はサバゲー専用の施設で屋内戦を行うことになりました。
施設内には誰のチョイスなのか「孤独の中の神の祝福」が流れていました。
今は2チームに分かれてそれぞれで作戦会議中です。
私は隣りにいたクラスメイトに言いました。
「私はサバゲーどころか運痴やから期待せんとってな。私の運動神経が平均以下なのはお前もしってるやんな?」
「うん。分かってる。お前には囮になってもらうから大丈夫。気にするな」
何が「気にするな」なのか私には分かりませんでした。
私はただでさえ沈んでいた気分が益々沈み、絶望さえしていました。
これまで私はこの手の催しに色々難癖をつけては潜り抜けてきました。
反則技である『お金の力』を使ったことも1度や2度ではありませんでした。
しかし、今回はここまできてしまった以上、伝家の宝刀である「賄賂」という手段が使えません。
私は覚悟を決めました。
こうなったらこのゲームを滅茶苦茶にしてやる。
それは私の静かな決意でした。